エスペラント辞書ソフト(Espvortaroj)の使い方

上段のテキストボックスに検索文字列を入力して、[Enter]キーを押します。
このとき、「検索範囲」が
☆ 検索で見つかった見出し語が、左欄に表示されます。 また、右欄パネルには、それぞれの見出しの内容(訳語、用例など)が表示されます。
[注意] 和エス辞書の場合、日本語見出しはひらがなのUnicode順に並びます。 例:「あけ」で検索すると、「あけ、あけがた、あけくれ…」、 「あげ」で検索すると、「あげ、あげあし、あげく…」が表示されます。
[小ワザ] 左右パネルの境界線(サッシ)にマウスポインターを置くと、形が ⇔ となり、 左ボタンを押しながらドラッグすると、幅を変えることができます。
[小ワザ] 右パネルに太字で表示されている"見出し語"をクリックすると、 辞書名が約1秒間表示されます。
[小ワザ] ESCキーを押すと、入力された検索文字列が消去されます。

複数辞書検索 :   辞書を複数個選択していると、同時に複数辞書を検索します。 検索範囲が「見出し語」の場合は、一致した全見出しがソート(*)されます。 検索範囲が「全文」の場合は、ソートされません(辞書別に並びます)。 (表示オプションで、「辞書別色分け」をONにして、確認できます)
(例えばエス和と和エスの辞書を同時に見出し語検索するというのは、 余り意味を成しませんが、辞書を切換えずに両辞書を利用できるという利点があります…)

全消去」ボタンをクリックすると、内容がクリアされます。
☆ 左欄の見出し語をクリックすると、その内容が右パネルに表示されます。

検索履歴 :   ボタン()をクリック、または[↓]キーを押すと、 今までの入力履歴が表示されます。マウスで選択クリック、または矢印キー[↑] [↓]で 選択して[Enter]キーを押すと、検索を開始します。 何もせず消すときは、履歴ボックス以外の所をクリックするか、[Esc]キーを押してください。

辞書の選択

画面左上のボタン()または辞書名をクリックすると、 辞書選択ダイアログが表示されます。検索対象の辞書を選択して、 [OK]ボタンをクリックしてください。

☆ 複数個の辞書を選択できます。
☆ 辞書を選択すると、が表示され、 [OK]ボタンをクリックすると、メモリーに読み込まれ(ロードされ)ます。
☆ 既に読み込まれている辞書にはが表示されます。
をクリックすると、(検索対象として選択されていない時) となり、[OK]ボタンクリック後、 辞書データが解放されます。 ただし、メモリー管理は通常ブラウザーが行っているので、 完全にブラウザーからOS(オペレーティング・システム)側に解放されるとは限りません。

辞書の読み込みが完了する(=利用可能になる) と
・[単一辞書選択の場合] その辞書名が画面左上に表示されます。
・[複数辞書選択の場合] 画面左上の辞書名のところに、選択された辞書の番号が表示されます。 最初は灰色で、辞書が読み込まれると色が変わります。 [小ワザ] それぞれの番号の上にマウスポインタをかざすと、その辞書名が表示されます。
☆ ダイアログのタイトルバーをマウス左ボタンを押しながらドラッグすると、 移動させることができます。

オプション

ボタンをクリックすると、オプション・ダイアログが 表示されます。ダイアログのタイトルバーをドラッグ(マウス左ボタンを押しながら)すると、 移動させることができます。 ダイアログ表示中でも、検索は行えます。 ダイアログは、タブ切換え式になっており、以下の3つに分類されます。
  1. 検索
  2. 表示
  3. その他

検索オプション

検索範囲の横のボタン()をクリックすると、 検索方法を変更できます。

見出し語検索 全文検索

表示オプション

右パネルにあるボタン()をクリックすると、 内容(訳語、用例)表示の方法を変更できます。

その他のオプション

収納箱について

「収納箱」とは、一時的に見出し(訳語など)を溜めておく場所です。 表示オプションで「収納箱を使う」をONにしてください。

次のように、使います:
○ 検索で表示された見出しの頭の をクリックすると、その見出しが収納箱に移動します。 収納箱は、右パネルの上部に表示されます。
○ [すべて収納]ボタンをクリックすると、表示されている検索結果がすべて収納箱に移動します。

収納箱の各見出しの頭の をクリックすると、その見出し内容が削除されます。
[空にする]ボタンをクリックすると、収納箱が空(から)になり、消えます。
収納箱左上の をクリックすると、収納箱が閉じられ、内容が隠されます。をクリックすると、再び内容が表示されます。

[注1] 収納箱を表示中に、「収納箱を使う」をOFFにしても、収納箱は残っています。
[注2] [全消去]をクリックしても、収納箱の内容は消去されません。

js/init.js について

次の項目が定義されています。 init.jsファイルを編集すると、表示言語、辞書の追加・削除、起動時の辞書やオプションを 変更できます。
言語は、ブラウザーで使用している言語が自動で選ばれます (日本語と英語とエスペラントがあります。その他の言語表示も自作すれば可能です)。
init.jsの解説、言語の設定方法、辞書ファイルのフォーマットは こちらの別ファイル をご覧ください。

収録辞書

和エス辞典 (ID: kaji)
編者名、版梶弘和編、1957年
備考 ○ ソース: 福本博次氏が電子化 2011-2012年
○ 著作権者: 梶弘和
○ 添付文書: kajiwaes.html
○ 辞書形式変換について: kajivortaro_UNI_20120622.txt から変換
⑦読み方→内配列*要素[0]、 ⑥日本語→要素[1]、⑧説明部分→要素[2]
実用エスペラント小辞典 (ID: pejv)
編者名、版広高正昭編、v1.80、2010-10-30
備考 ○ ソース: http://www.vastalto.com/jpn/#e-Dic
○ ライセンス: 非商業的利用に限り自由かつ無料
○ 添付説明書(gvidilo.txt, legumin.txt
○ 辞書形式変換について: "pejvo-utf8.txt"から変換。
見出し語部分→内配列*の要素[0]へ。 ただし、両端の - と、間の / 除去、小文字化。
見出し語部分→要素[1]に。
訳の部分で{O}{B}を内配列の要素[3]に置く。その他は要素[2]に。
再ソート。
電子版エスペラント日本語単語集 (ID: pevl)
編者名、版広高正昭,小野隆夫 他編、1997-01-06
備考 ○ ソース: http://www.vastalto.com/jpn/#e-Dic
○ ライセンス: フリーウエア。基本的に著作権フリー,無料で自由に利用,再配布可。
○ 添付説明書: PEVL-instr.txt
○ 辞書形式変換について: "PEVL.TXT"から変換。
見出し語部分→内配列*の要素[0]へ。 ただし、両端の - と、間の / 除去、小文字化。
見出し語部分→要素[1]に。
訳の部分で{O}{B}を内配列の要素[3]に置く。その他は要素[2]に。
再ソート。
日エス対照動植物名リスト (ID: bestplant)
編者名、版野村忠綱 1988-1994
備考 ○ ソース: http://vastalto.com/arkivo/jenbp.html
○ ライセンス: 野村氏に収録許可取得済み
○ 添付文書: bestplant.html
○ 辞書形式変換について:
見出し語部分→内配列*の要素[1]へ。 見出し語をひらがなに変換して要素[0]へ。
訳の部分は要素[2]に。
○ (v2.1 2016年)検索を便利にするために、原見出し中の<…>[…]を除去し、
一つ一つ見出し語を組み立て、別見出しにした。
主見出しは、<…>[…]を取り除いた部分とし、 この主見出しにエスペラント訳を入れた。
また、見出し語をひらがな読みのUnicode順にソート。
Kabe, Vortaro de Esperanto (ID: kabe)
編者名、版Kazimierz Bein, 1910
備考 ○ ソース: http://esperanto-akademio.wikispaces.com/space/content
  (リスト中の Kabe-1910-03-Sept-2014.pdf)
○ ライセンス: (Public domain)
○ 添付文書: kabe.html
○ 辞書形式変換について:
主見出しの中にある品詞派生、複合語をすべて個別の見出しとし、
検索の助けとした。但し、語の定義は、原テキスト通り主見出しに置く。
原本の見出し順は、品詞語尾(-o, -a, -iなど)を除いた部分で並んでいるが、
Espvortarojの性質上、品詞語尾を含めてソートし直した。
※現在収録のファイルは、校正途中のものです。
Esperanto-English Dictionary (ID: espdic)
編者名、版Paul Denisowski, 2 August 2015
備考 ○ ソース: http://www.denisowski.org/Esperanto/ESPDIC/espdic_readme.htm
○ ライセンス: Creative Commons Attribution 3.0 Unported License
○ 辞書形式変換について:
見出し語部分→内配列*の要素[0]へ。ただし、両端の - 除去、小文字化。
要素[1]には、見出し語そのまま(要素[0]と異なる時)。
訳語の部分は、そのまま要素[2]へ。
要素[0]で再ソート。
Esperanto-English Dictionary (ID: butler)
編者名、版Montagu C. Butler, 1967
備考 ○ ソース: http://esperilo.be/butler.htm
電子化 Bernhard Pabst. Berlino 2014. (2014-06-26改訂)
○ 著作権者: Montagu C. Butler / The British Esperanto Association
○ 添付文書: butler-intro.html, butler-appendix.html
○ 辞書形式変換について:
HTMLから変換。原則として<P>...</P>で囲まれた部分 を一つの見出しとして扱う。
この中の最初の<B>...</B>を見出し語とする。
見出し語を、内配列*の要素[0],[1]へ。
要素[0]は、ハイフン除去。 その他の部分を、HTML形式のまま内配列[2]へ。
※辞書検索のため一部修正した。
※収録ファイルは現在、まだ充分に校正されていません。
English-Esperanto Dictionary (ID: engesp1906)
編者名、版John Charles O'Connor and Charles Frederic Hayes, 1906
備考 ○ ソース: http://www.gutenberg.org/files/16967/16967-0.txt
○ ライセンス: Project Gutenberg License
○ 添付文書: PG16967-0.txt
○ 辞書形式変換について:
原本見出しの = の左側を、内配列*の要素[0]に。要素[1]=""。
= の右側を内配列[2]に。
Komputeko, English-Esperanto (ID: komputeko)
編者名、版Komputeko.net (La reta projekto de E@I), 2015
備考 ○ ソース: komputeko.net より XLSファイル入手 (2015年5月版)
○ ライセンス: Komputeko創始者Yves Nevelsteen氏 により許可済
○ 添付文書: komputeko.html
○ 辞書形式変換について:
英語の主/副単語をそれぞれ個別の見出しに入れた。
但しエスペラント訳は、主見出しの方に入れた。
品詞区分は、エスペラント訳の先頭[...]内に付加。
エスペラント訳に代替訳がある場合、セミコロン(;)で区切った。
原本で同一英語見出しが複数個ある場合(品詞が違う場合)、 見出しは一つにして、訳を 1. ... 2. ... と番号で分けた。
(*内配列: 辞書のフォーマットを参照)

Espvortaroj について

※ エスペラント辞書検索ソフト"Espvortaroj"は、非商業的利用に限り自由にダウンロードして 使用できます (商用利用の場合は、連絡をください)。
※ 辞書データについては、各辞書の使用許諾(ライセンス)に従ってください。 有料の辞書もあり得ます。
※ 以下の条件ならEspvortarojで使えるように、無料でフォーマット変換致します。
  1. 原則的に公開とし、無料で使用できる
  2. 著作権、ライセンス等に問題がないこと
  3. エスペラントの辞書
(これ以外の条件でも、場合によっては助言等のサポート致します。)
改訂履歴
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※ ホーム・ページ (Verda Monteto)
(2016-3-28)